関東で約300店舗を展開するスーパーマーケット「マルエツ」、イオングループののスーパーマーケットの中では唯一 Tポイントが貯まるスーパーマーケットとなっています。
でも、Tポイントが貯まるとかイオンとしては珍しい会社だけど、どういう会社なんだろ?という方に株式会社マルエツについて説明します。
イオングループでありイオンの子会社ですが、正確にはイオンの孫会社です。
株式会社マルエツはイオンの孫会社
株式会社マルエツは、東京の豊島区、新大塚駅の近くに本社を置きスーパーマーケット事業をメインに行っている会社です。
イオングループの企業ですが、正確にはU.S.M.H(ユナイテッド・スーパーマーケット・ホールディングス株式会社)の傘下企業です。
U.S.M.Hはイオンの子会社で、イオンはU.S.M.Hの株を間接保有も含めて約53%持っています。
マルエツの株式は100%、U.S.M.Hが保有しています。
100%U.S.M.Hが保有しているということは、マルエツは株式公開していないことになりますが、U.S.M.Hは東証一部で株式公開しています。
U.S.M.H傘下の企業はマルエツ以外に2社あります。
- 株式会社カスミ
- マックスバリュ関東株式会社
株式会社マルエツ 詳細
- 社名:株式会社マルエツ
- メイン業務内容:小売業(スーパーマーケット)
- 主なブランド(店舗名):マルエツ・リンコス・マルエツプチ
- 展開地域:関東( 群馬除く)
- 本社所在地:〒170-8401 東京都豊島区東池袋5-51-12
- 代表電話番号:03-3590-1110
- 株式上場:非上場
- 設立:1952年6月16日
- イオングループ入り:2015年3月2日(業務提携は2007年7月10日)
- イオン株保有率:USMH100%
- 公式サイト:https://www.maruetsu.co.jp/
- Wikipediaで確認する
ダイエーグループからイオングループに入ったマルエツ
マルエツの社史はWikipediaで異常なほど詳しく書いてありますが、非常に複雑です。
簡単に言えば首都圏をメインに展開していた独立系のスーパーでしたが、それゆえに首都圏での覇権を狙っている企業から常に狙われ続けた歴史があります。
最終的にはダイエーグループした後にダイエーがイオングループ入りしたことでイオングループへと進むことになりました。
ダイエーグループだったこともあり、2019年まではイオンカードよりもOMCカードの方がお得でした。
2019年9月よりマルエツカードの発行を始めたことで、2020年2月にOMCカード会員の特典が終了し、現在はマルエツカードが一番お得なクレジットカードになっています。
マルエツの店舗
店舗数は都内に約150店舗、神奈川・千葉・埼玉にそれぞれ約50店舗あり、まさに首都圏を中心に展開しているスーパーマーケットです(栃木・茨城に各1店舗)。
店舗名(店舗ブランド名)は下記のものがあります。
- マルエツ:標準店舗
- マルエツプチ:概ね150坪以下の小型店
- リンコス:高級スーパーとして展開
- 魚悦:ディスカウントストアとして展開
特にマルエツプチは駅近く・駅内にあったりと非常にアクセスの良い場所にあり、会社帰りの人がコンビニ代わりに使うこともあり賑わっています。
中には24時間営業の店舗もあります。
マルエツの代表的なセール
マルエツはイオングループなので、イオングループらしい割引・セールもありますが、全く別の共通ポイント「Tポイント」も導入しており、イオンらしくないところもあります。
基本はマルエツカードというイオンブランドのクレジットカードがあり、マルエツカードを持っていることでの特典・割引がメインになります。
- マルエツカードのクレジットカード支払いで毎週日曜日5%OFF
- イオンカード(マルエツカード含)の支払いでいつでもときめきポイント2倍
- 毎月1日・第3金曜日はマルエツカードの支払いでときめきポイントが5倍
都市型の店舗であり仕事帰りにマルエツによる人だと日曜日の5%OFFはそれほどお得さを感じないかもしれません。
郊外型の店舗もあるので日曜日に買物に行く方にはお得な割引になります。
以上、株式会社マルエツについてでした。
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