イオンカードが突然使えなくなった場合、どうすればいいのか説明します。
ただしイオンカードが使えなくなるパターンはいくつかあるため、使えなくなった理由の多そうなものから説明します。
イオンカードが突然使えなくなる理由
イオンカードが突然使えなくなった場合に考えられる理由は下記のものがあります。
- 磁気不良やICチップ不良で使えなくなった
- 限度額オーバーで使えなくなった
- イオンカードの支払いを滞納している
- 有効期限切れ
- 登録してある住所と遠く離れた場所で換金性の高いものを購入しようとした
- 紛失届けや盗難届が出ている
- 店舗・イオンカード側の原因
磁気不良やICチップ不良で使えなくなった
イオンカードはクレジットカードであり、磁気ストライプ・ICチップというものが搭載されています。
ICチップや磁気ストライプにはクレジットカードを使う上で大切な情報が登録されており、登録されている情報が読み出せないとクレジットカードは使えなくなります。
強い磁力や電磁波が出る場所に置いたり、摩耗することでICチップや磁気ストライプは壊れます。
例えば電子レンジの近くにクレジットカードを置いていると壊れる可能性が高いです。
磁気ストライプの故障かICチップの故障か、判断したい場合はコンビニ等で自分でクレジットカードを差し込んで決済できるところで使えれば、磁気ストライプの故障です。
イオンカードの場合、磁気ストライプの故障であればイオン銀行のATMで修復出来ることもあるので、イオン銀行ATMで修復を試みてください。
修復できない場合はイオンカードのコールセンターに問い合わせてください。基本的に無料で再発行してもらえます。
限度額オーバーで使えなくなった
イオンカードは使える金額が決まっています。概ね10万円~100万円の間に設定されており、多くの人は30万円から50万円くらいの間になっているはずです。
仮に限度額が30万円で29万円の家電製品を購入し、すぐに1万円ほど食品などを購入した場合、限度額の30万円を使っているため、使えなくなります。
もちろんこの30万円を支払えば、また限度額は30万円分に戻り、普通に使えるようになります。
いやいや絶対に限度額まで使っていない!と思う場合でも確認して欲しいことが3つあります。
- 実はリボ払いでずっと支払っていた
- 家族が無断で使っていた
- 家族カードで限度額いっぱいまで使われていた
イオンカードは自動でリボ払いになる設定ができるのですが、誤ってリボ払い登録をしていると、限度額いっぱいにいつのまにかなってしまいます。
また家族(特にお子さん)がクレジットカードを勝手に使って限度額いっぱいまで使っていたなんて話もよく聞きます。
そして家族カードを作っていた場合、限度額いっぱいまで使われていることもあります。
限度額に達してないか確認してみましょう。
イオンカードの支払いを滞納している
イオンカードの支払いを忘れている、滞納していると当然使えなくなります。
すぐに支払えるのならイオンカードのコールセンターに電話して遅延損害金を含めた金額を振り込めば、翌日くらいからは使えるようになるのが一般的です。
しかし2ヶ月以上滞納していたら、振り込んでも強制解約になるかもしれません。
イオンカードの有効期限切れ
イオンカードには有効期限があります。
有効期限が切れるクレジットカードは使えなくなります。
有効期限が切れる前に、本来なら新しいイオンカードが届いているはずですが、ずっと留守にしていたりして、不在配達通知書も見てなくて気が付かなったという場合に起こり得るかもしれません。
または引越してもイオンカードの住所変更と行っていないと、前住所に配達されていて、不在のためにイオンカードに送り返されていることも。
この場合はイオンカードのコールセンターに問合せをして再配達してもらえるか確認してください。
登録してある住所と遠く離れた場所で換金性の高いものを購入しようとした
例えば東京に住んでいる人が、宮城県や大阪で換金性の高い商品(ゲーム機や高いスマホ・iPhone等)をイオンカードで購入しようとすると購入できないことがあります。
これは、不正利用防止のための対策で、偽造カードを作られていたりカードが盗まれたりしたのではないか?と判断して食い止めてくれる機能(フロアリミットと呼ばれる)のためです。
この場合、イオンカードから登録してある携帯電話番号に着信がある場合も。
そこできちんと登録してある個人情報を確認して問題なければ購入出来ます。
実際に過去に何度かイオンで働いていた管理人は見てきました。お客さんですごく怒る人もいるのですが、不正利用されないための対策なので、少し穏やかに見守って欲しく思います。
紛失届けや盗難届が出ている
滅多に無いことですが、誰かがイタズラで紛失届や盗難届を出していることもあります。
または遠く離れて住んでいる家族カードを持ったお子さんがイオンカードを落として紛失届けを出している可能性もあります。
家族カードの紛失届・盗難届けが出されると契約者本人のカードも停止されることがあるので、家族に一応確認してください。
店舗・イオンカード側の原因
最後に一番無いことですが、店舗・イオンカード側が原因ということもあります。
例えばクレジットカードを差し込んだりスキャンするレジ周辺の機械の故障という可能性もあります。
またイオンカードのサーバーが落ちていて使えなくなるなんてこともあります。
イオンカードを使う場合、機械にイオンカードを通すと使っていいイオンカードかどうかイオンカードを管理している会社のパソコンに確認をしますが、そのパソコンのことをサーバーとこの場合は呼んでいます。
1度に大量のイオンカードが使われた場合、サーバーにアクセスが集中してしまい、サーバーが機能しなくなる状態になり、これをサーバーが落ちるといいます。
イオンカードのサーバーが落ちてイオンカード(というかすべてのクレジットカード)が使えなくなった事例は、イオンで働いていた管理人は過去2度経験しています。
イオンで凄いセールを行うとたまになります。
停電が長引いたりした時もクレジットカードは使えなくなることもあります。
この場合は、レジ側の機械の故障であれば、他のレジに移るしかありません。
サーバー側のトラブル・停電だと復旧するまで待つしかありません。
2010年くらいまではサーバーが落ちた時は電話で確認をして使うことも出来たのですが、今のイオンだとイオンカードをスキャンせずに使う方法を知っている社員も少なく、スキャンせずに使うために書く書類を用意していない場合もあるので、電話で確認してオフライン決済しろ!と詳しい人が責めてくることもありますが、そういうことはしないようにしましょうね。
イオンカードが使えなくなっても慌てない
もしイオンカードが突然使えなくなっても、慌てず行動してください。
一番いいのは、イオンカードのコールセンターに電話をすることです。イオンカードの裏面を見るとイオンカードのコールセンターの電話番号が書いてあるので、そこに電話をして確認しましょう。
利用限度額オーバーかどうか、盗難届・紛失届が出ているかどうか、引落が出来てなかったどうか、教えてくれるので、対応方法もすぐにわかります。
ただし当日には使えないことも多いので、予備のためのクレジットカードは持っていることをおすすめします。
以上、イオンカードが使えなくなった場合はどうすればいい?についてでした。
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