イオンカードのご利用明細は毎月25日前後に届いていたのに、届かなくなった!という方もいるでしょう。
イオンのマークのついている「コスモ・ザ・カード・オーパス」等の提携カードも同様に利用明細が届かないけど、どうして?と思っている方も多いと思います。
理由は、イオンカード及びイオンのマークがついているクレジットカードは基本的に利用明細を発送していないからです。
イオンカードの利用明細は有料
2019年11月請求分(つまり2019年10月10日までの利用分)より、イオンカードは基本的には利用明細を郵送しなくなりました。
理由は下記の通りです。
紙の消費やCO2の排出を抑え、環境保全につながる取組みとして、ご請求明細書の郵送は停止し、Webでご確認いただくサービス「Web明細」へ変更いたしました。
以前はWEB明細を利用することでポイント還元があったのですが、現在はポイント還元もなくなりました。
また郵送を希望する場合は、有料(100円税別)となっています。
利用明細をなくした理由の裏には経費削減はあると思っている方も多いと思いますし、実際その部分は無いとは言い切れません。
ただし、利用明細はイオンカードを利用しているイオンへのロイヤリティが高い人への広告・チラシでもあって、売上の底上げにはなっています。それを無くすといことは、ある程度の覚悟があってのことだと言えます。
もしくはイオン銀行およびイオンの金融系企業は好調でも、チラシ・広告費を負担するイオンのスーパーマーケット運営会社(イオンリテール等)が儲かっていない・販促費を捻出することが厳しい状況が原因かもしれません。
例外的に利用明細が無料となる条件
例外的に利用明細を無料で受け取れる方や条件があります。
- 2019年12月31日時点で75歳以上の方(1944年12月31日以前生まれの方)で、2019年10月10日までにカード発行されている場合
- 利用明細書の「ご利用明細」または「ご利用残高明細」に、カードショッピング分割払い、リボ払い、ボーナス払い、カードキャッシングが含まれるなどの場合
高齢者の方だとWEB上で利用明細を見ることが大変ですし、何より不正利用されたとしても気が付かないことも多いため、利用明細を郵送するというのは当然の流れだと言えます。
なお利用明細は電話で申込むかAEON CARD 暮らしのマネーサイトから申し込めます。
イオンカードのWEB明細について
イオンカードの利用明細はインターネットやスマホのアプリを使ってみることができます。
AEON CARD 暮らしのマネーサイトにログインするかスマホアプリ「aeonWALLET」をインストールすれば簡単に見ることができます。
ただしともにイオンスクエア-ID(イオンスクエア-メンバーID)が必要になります。
なお下記のイオンのネットショップを使っている方はそのIDでログイン可能です。
- イオンショップ
- イオンネットスーパー
- AEON de WINE
- イオンモバイル
- AEON BIKE
- イオン琉球オンラインショップ
イオンスクエアってどういう意味なんだろう?という方も多いと思いますが、2012年にイオンの総合ポータルサイトとして登場したサイトが「イオンスクエア」です。イオンのネットショップの統合(ID統合)を狙っていましたが、見事に失敗しました。
イオンスクエアの失敗を受け、イオンスクエアというサイトはなくなりましたが、統合IDは中途半端に残っており、その統合IDがイオンスクエア-メンバーIDとなっています。
イオンスクエアは、その後イオンドットコムというサイトに変更になりました。
以上、イオンカードの利用明細が届かない理由についてでした。
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